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はじめに
あなたはセレンディピティということばをご存知ですか?
映画でも運命を信じる恋人たちを描いた「セレンディピティ」というのがありましたが、その意味は目的、目標を持って進めていたものが、途中で、ひょんなことをきっかけに、進む方向がガラリと変わる、というものです。
ノーベル賞受賞者の中には、この「セレンディピティ」によって、まったく予期せぬ発見をしてしまい、その研究がノーベル賞の受賞にふさわしい研究として評価された、という話があります。
実は、今回のテーマ『感動ビジネス発想法』も、別の目的で進めていたものが、あれよあれよ、のうちに変化してしまったというのが実状なのでした。
私たちは日常生活の中で、さまざまな情報、テレビ、新聞、雑誌などに触れていますが、このときに感じる脳の反応は、こうした情報に慣れっこになっているために、感動するときはあるものの、一時的に終わってしまうことが少なくありません。
今回、全国からお寄せいただいた感動100体験の話は、庶民感覚の身近なリアリティさも手伝って、とても新鮮な感動を覚えました。ご協力いただきました皆様、率直なお心を披露してくださり、ありがとうございました。
過去、現在、未来という、時間の流れの中で、夢、理想に向かっていかに、それを実現してゆくかは、個人でも会社などの組織でも、常に考えさせられるテーマですが、そこにおけるキーワードは、感動する脳であり、感動は脳を活性化する、ということであると思います。
今回のレポートでは、AQUで蓄積してきた、感動ビジネス、感動価値創造のビジネス戦略を再編集し、かつまた、感動100体験、調査研究者の気づきをコラム風に編集いたしました。
このレポートがあなたのために何かしらヒントとなり、少しでもお役に立ちますことを願っております。
AQU先端テクノロジー総研
未来わくわく研究所
子安 克昌
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