【特別調査報告書】
2011年1月発刊
-アンビエント情報環境における製品サービスの市場動向と市場戦略-
-アンビエント・システム、アンビエント・デバイス等の開発動向とビジネス戦略-
報告書完成 !
http://www.aqu.com/ambient-research/
----------------------------------------------------------------------
【レポート概要】
----------------------------------------------------------------------
はじめに
ユビキタス社会ではユーザーが意識して、コンピュータにアクセスするが、次世代の情報社会では、コンピュータがユーザーを感知理解し、自律的に働きかける、といわれている。
ユビキタス社会の次世代として、アンビエント社会という考え方がしだいに、認識されはじめており、基盤技術の研究ならびに未来型関連製品サービスへの関心が高まりつつある。「アンビエント・インテリジェンス(Ambient
Intelligence)」(環境知能、環境知性)という言葉が欧州を中心に広まって以降、国内でも、ユビキタス研究の進化とともに、センサーネットワーク、MEMS、アンビエントテクノロジー、あるいは空間の知能化、空間の生命デザインといった研究が行われてきている。最近では、「環境、エネルギー、高齢化社会、医療や介護等の社会的課題を解決するには、実世界情報をそのまま大量に処理する新たな仕組みが必要である。身の回りで通常目にする普通の機器に多様且つ大量の入出力素子の機能を作り込んだ「アンビエント・デバイス」により、環境やエネルギー問題等を踏まえて、将来の情報機器、家電、通信システム、流通、医療等の産業に寄与するヒューマン・セントリックな情報社会を実現しなければならない。」といった考え方により、アンビエント社会の基盤づくりの研究を進める研究者が増えつつある。
当調査では、来るべき未来のアンビエント情報社会、アンビエント社会構築へ向けて、関連する製品、サービスの研究開発動向、市場動向、市場展望をリサーチするとともに、利用者の安全、安心、快適な環境を創出するアプリケーションの開発が重要であるため、サービス価値ある製品サービスについてアンケート調査を実施した。アンビエント関連のシステムサービスの関心度では、自動車・交通、健康管理・ヘルスケア、高齢者・子供の見守り、スマートグリッド・スマートシティなどが上位となった。また身近な製品では、アンビエント空調、健康支援、行き先支援ナビゲーター、アンビエント冷蔵庫などが上位となった。
一方、アンビエント研究の最前線では、ICT(Information and Communication Technology)研究とともに、ナノ、バイオ、生命科学あるいは建築設計、五感・感性など幅広い研究との連携が見られており、その最先端の研究には感銘する点が少なくない。たとえば、空間の知能化および生命化デザイン、パラサイトヒューマンなどである。これらは未来社会の最先端の領域で大きく貢献する技術・構想である。
アンビエント情報社会、アンビエント社会は人間の生活の質(QOL)を向上させる社会である、ととらえることができる。アンビエントインテリジェンス、アンビエントデバイス、アンビエントコンピューティング、アンビエントコミュニケーションといった概念が、環境、グリーン、共生といったものと深く結びつき、社会に安心、安全、快適、思いやり、優しさといったものを想起させていくような取り組みにより、アンビエント情報社会は、より早く人々の心の中に入ってゆくことだろう。
当調査は、アンビエント情報社会に着目。関連製品サービスとして、アンビエント端末・アンビエントコミュニケーションシステム、次世代オフィス・次世代住宅(知能化)、植物工場、ライフログサービス、スマートグリッド・スマートシティ、また基盤技術関係として、センサーネット、RFID、MEMSセンサー、IPv6の最新の動向を取り上げた。
当調査が貴社のビジネス開発、研究開発、製品サービス開発に少しでも寄与できれば幸いである。
AQU先端テクノロジー総研
VIDEO
※当調査報告書をお申し込みご希望のお客様は
こちらよりお申し込みください。
表紙、目次
(PDFファイル)
◆セット定価 \199,500.- (本体 \190,000.-、消費税 \9,500.- )
↓ 以下よりお選びください。
□ 報告書製本版 + CD(PDF電子データ) ¥ 190,000.-(本体) \9,500.-(消費税)
□ 報告書製本版 のみ ¥95,000.-(本体) \4,750.-(消費税)
□ CD(PDF電子データ) のみ ¥180,000.-(本体) \9,000.-(消費税)
◆レポート体裁 プリント製本A4版(カラー出力) 、PDF ファイル 285頁
ISBN 978-4-904660-14-0
◆お問い合わせ
AQU先端テクノロジー総研
Info@aqu.com
(当件に関するお問い合わせは、メールにて対応させていただきます)
【これまでの弊社調査資料購入実績企業の例】 (_ _)
パナソニック、ソニー、東芝、シャープ、日立製作所、三菱電機、三洋電機、カシオ計算機、キヤノン、リコー、富士ゼロックス、富士フィルム、日本電気、富士通、富士通総研、沖電気工業、TI、セイコーエプソン、SII、オムロン、ヤマハ、松下電工、ブラザー工業、島津製作所、京セラ、パイオニア、クラリオン、日本ビクター、NECエレクトロニクス、プラザクリエイト、NTTデータ、NTTドコモ、大日本印刷、サイバード、コニカミノルタ、山武、マッキンゼー、その他多数(順不同)